【短】これが最後の恋でありますように
いろんな思考が飛び交う中、紘斗の大きな手が触れた。
でも本当に少し当たったぐらいで、手を引く紘斗。
「俺…こういうの初めてだから、どうしたらいいかよく分かんない」
真っ赤な顔で言う紘斗。
初めて?…え?
「前の彼女さんとは?」
「……ない」
彼女さんは体が弱かったんだっけ。
だからかな?
「美祢はあるの?」
「……うん」
隠しても仕方ないと思って、正直に頷く。
「は!?まじで!?誰と!?」
勢いよく質問されて戸惑う。
今時、珍しくはないよね…?
「あ、悪い。そりゃあるよな…」
少し冷静さを取り戻した紘斗は、またため息をつく。
でも本当に少し当たったぐらいで、手を引く紘斗。
「俺…こういうの初めてだから、どうしたらいいかよく分かんない」
真っ赤な顔で言う紘斗。
初めて?…え?
「前の彼女さんとは?」
「……ない」
彼女さんは体が弱かったんだっけ。
だからかな?
「美祢はあるの?」
「……うん」
隠しても仕方ないと思って、正直に頷く。
「は!?まじで!?誰と!?」
勢いよく質問されて戸惑う。
今時、珍しくはないよね…?
「あ、悪い。そりゃあるよな…」
少し冷静さを取り戻した紘斗は、またため息をつく。