素敵な片思い
「じゃあ買う?っていうか、惣菜で十分な気ぃしてきた」
そうだよ。コンビニ弁当じゃなくて、スーパーでサラダや唐揚げを組み合わせて買えばいいのに。
「惣菜の唐揚げマズいじゃん。やっぱ唐揚げは手作りじゃないと」
こだわりないとか言いつつ、こだわってるし。しかもスーパーの惣菜は店員さんの手作りだよ?確かに味は濃いけど~。
でも唐揚げなら楽チンだな。揚げるだけだし。
まともな物の部類に入るかどうかは疑問だけど、他に野菜をたくさん食べてもらえば問題ないか。
…って。私、真剣に考え過ぎ!?これじゃまるで杉浦くんのカノジョだよ。
「いつもこの時間ほとんど惣菜ねーんだよな。今日たまたまあっけど」
「そっか。ま、今日は唐揚げにしてあげる」
「やったね」
杉浦くんは子供みたいに無邪気に笑うと、私の手からさりげなくカゴを取り上げる。
そうだよ。コンビニ弁当じゃなくて、スーパーでサラダや唐揚げを組み合わせて買えばいいのに。
「惣菜の唐揚げマズいじゃん。やっぱ唐揚げは手作りじゃないと」
こだわりないとか言いつつ、こだわってるし。しかもスーパーの惣菜は店員さんの手作りだよ?確かに味は濃いけど~。
でも唐揚げなら楽チンだな。揚げるだけだし。
まともな物の部類に入るかどうかは疑問だけど、他に野菜をたくさん食べてもらえば問題ないか。
…って。私、真剣に考え過ぎ!?これじゃまるで杉浦くんのカノジョだよ。
「いつもこの時間ほとんど惣菜ねーんだよな。今日たまたまあっけど」
「そっか。ま、今日は唐揚げにしてあげる」
「やったね」
杉浦くんは子供みたいに無邪気に笑うと、私の手からさりげなくカゴを取り上げる。