素敵な片思い
「起きた?相原、悪かったな。…何で起こさねぇんだよ。送りそびれちまったじゃん」
「起こしたよー?一回起きたくせに…」
「へっ、オレ起こされたっけ?」
「うわ…。やっぱり覚えてないんだ」
杉浦くんは振り向いてキョトンとしてたけど、また鏡に向き直り髪にワックスを揉み込んでいる。
「覚えてねーな…。えっ、オレ手ぇ出した?」
また振り向き、私を上から下までジロジロ見る。
「ったく、全然記憶ないんだ?サイテ~。起きた時、上着てなくて変だと思わなかったの?」
「相原が脱がしたんかな…と。な、オレ結構いいカラダしてねぇ?」
…バカだ。コイツ本当にバカなんだわ。信じた私も大バカだけど。
呆れてまともに話する気が失せてくる。
「起こしたよー?一回起きたくせに…」
「へっ、オレ起こされたっけ?」
「うわ…。やっぱり覚えてないんだ」
杉浦くんは振り向いてキョトンとしてたけど、また鏡に向き直り髪にワックスを揉み込んでいる。
「覚えてねーな…。えっ、オレ手ぇ出した?」
また振り向き、私を上から下までジロジロ見る。
「ったく、全然記憶ないんだ?サイテ~。起きた時、上着てなくて変だと思わなかったの?」
「相原が脱がしたんかな…と。な、オレ結構いいカラダしてねぇ?」
…バカだ。コイツ本当にバカなんだわ。信じた私も大バカだけど。
呆れてまともに話する気が失せてくる。