素敵な片思い
カフェの二階で本を読んで待っていると、階段を上ってくる足音が聞こえる。


チラッと目をやると、スーツを着た若者一名発見。


あ…


杉浦くんだ。


思わず、手を振っていた。






え?


私と目が合った杉浦くん。


私の事はスルーして、そのまま階段付近の席に座ってしまう。


アラアラ?


あれ、同期の杉浦くんだよね?






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