素敵な片思い
「あ~、情けないわ。相原さん、年下やのにな。何で相談しとんのやろ、オレ」
シシッと笑う小玉さんは、いつも通りの明るい表情だった。
「そうですよー。昨日は杉浦くんにも、カノジョの話されましたからね~。ホント、二人共…何だか似てますよね?」
「似てるかぁ?あっちは、もうあかんやろ。杉浦、遊び過ぎやで。あんなん女にもとっくにバレとるって!」
「そーですね。杉浦くんは、カノジョの浮気にかこつけて遊んでる所もあるかも。小玉さんは、ずっと…同じ人が、好きなんですね。すごいなぁ」
「…すごくないで。相原さんは、おらんかった?そーいうヤツ」
「学生の時って、人気がある人が好きだったり…。私は、見た目だけで選んでました」
「オレかてそんなもんやで?見た目で勝手に中身も判断した」
それでも…小玉さんは、すごいと思う。
学生の時の恋愛は、大人になってからのとちょっと違う。
駆け引きもないし、会いたい日もそうじゃない日も、嫌でも毎日学校で会うし。ケンカしても周りが仲裁してくれたり。
シシッと笑う小玉さんは、いつも通りの明るい表情だった。
「そうですよー。昨日は杉浦くんにも、カノジョの話されましたからね~。ホント、二人共…何だか似てますよね?」
「似てるかぁ?あっちは、もうあかんやろ。杉浦、遊び過ぎやで。あんなん女にもとっくにバレとるって!」
「そーですね。杉浦くんは、カノジョの浮気にかこつけて遊んでる所もあるかも。小玉さんは、ずっと…同じ人が、好きなんですね。すごいなぁ」
「…すごくないで。相原さんは、おらんかった?そーいうヤツ」
「学生の時って、人気がある人が好きだったり…。私は、見た目だけで選んでました」
「オレかてそんなもんやで?見た目で勝手に中身も判断した」
それでも…小玉さんは、すごいと思う。
学生の時の恋愛は、大人になってからのとちょっと違う。
駆け引きもないし、会いたい日もそうじゃない日も、嫌でも毎日学校で会うし。ケンカしても周りが仲裁してくれたり。