素敵な片思い
「それなんだけど…私、やめ…」
「あ、待て。カノジョはダメだけど、友達としては仲良くしたいっつーか。…こんなんムシがよすぎかなー」
「…うーん」
「明日行くトコ。楽しみにしてたんだよなぁ。相原…やっぱ嫌かぁ」
「嫌じゃないよ。ただね…」
「ただ?」
「えっと。杉浦くん。昨日くれたメールって…。どういう意図でくれたの?」
小玉さんの話、聞いてくれるんだと思った。
私が杉浦くんを好きだと勘違いしてるんなら…昨日のメールは何だったんだろー。
杉浦くんは私を見て、口端を少し上げる。
「え、だって。うち泊まった日の朝…小玉さんにタクシーで送ってもらったんだろ」
「え。そっちぃ?」
「そっちって…何だよ」
ちょっと待って。もしかして…帰りの営業車での話じゃないのかな。
じゃあ…
やっぱり小玉さんはあの時の事、喋ってはないんだ。
ドキドキしてくる。
「あのヒトめちゃくちゃ面倒見いいからさー。あんま迷惑かけんなよ?」
「迷惑って…。だって、一番悪いのは杉浦くんでしょー?私を置いてけぼりで…一人酔っ払って寝ちゃうし」
「あ、待て。カノジョはダメだけど、友達としては仲良くしたいっつーか。…こんなんムシがよすぎかなー」
「…うーん」
「明日行くトコ。楽しみにしてたんだよなぁ。相原…やっぱ嫌かぁ」
「嫌じゃないよ。ただね…」
「ただ?」
「えっと。杉浦くん。昨日くれたメールって…。どういう意図でくれたの?」
小玉さんの話、聞いてくれるんだと思った。
私が杉浦くんを好きだと勘違いしてるんなら…昨日のメールは何だったんだろー。
杉浦くんは私を見て、口端を少し上げる。
「え、だって。うち泊まった日の朝…小玉さんにタクシーで送ってもらったんだろ」
「え。そっちぃ?」
「そっちって…何だよ」
ちょっと待って。もしかして…帰りの営業車での話じゃないのかな。
じゃあ…
やっぱり小玉さんはあの時の事、喋ってはないんだ。
ドキドキしてくる。
「あのヒトめちゃくちゃ面倒見いいからさー。あんま迷惑かけんなよ?」
「迷惑って…。だって、一番悪いのは杉浦くんでしょー?私を置いてけぼりで…一人酔っ払って寝ちゃうし」