素敵な片思い
無愛想だけど、本当はいい人なのかも。


それか…私の態度が彼女にそうさせてたのかな?


謙虚にしてたつもりでも、前職ではいいポジションだったし、そういう雰囲気が出てたのかもしれないなぁ。


何でも初心を忘れず、だよね。部長が言うように、ここでは私は一年生なんだ。


わからない事は、素直に下手に出て聞こう…。変に肩肘張ってたから、先輩も嫌だったのかもしれないね。








時間はあっという間に過ぎ、疲れてきたからちょっと休憩…。


また昨日みたいに、給湯室にコーヒーを買いに行く。


小玉さんに、会えるかも?


会えたらいいなぁ~。


なんて淡い期待を抱きながら、給湯室に足を踏み入れた。


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