☆ショート ストーリー☆ ―White―
いつもの帰り道
あなたと一緒に座る
いつもの特等席
ガタゴトと揺れる列車と
繋がれた手と手
いつもと変わらない
この夕時が・・・
私は
一番
好き
今日は部活で疲れたのかな?
すっかり眠ってしまった
あなたの寝顔がかわいくて
見つめていると・・・
あなたの頬が不意に緩む
夢でも見てるのかな・・・
何気ないけど
幸せで
暖かい
こんなひとときが
これからも
私たちを
包んでくれますように
―おしまい―