☆ショート ストーリー☆ ―White―
その晩、レナをだっこしてベットに入ると、なぜか涙が溢れた
悲しいわけでも、寂しいわけでもない
心が優しく、温かくなるような、だけどちょっぴり切ない、そんな感じ…
今まで感じたことのない、初めての想い…
次の日もその次の日も、眠りにつくたびレナを抱きしめると溢れ出る涙
一週間後、ケンジくんは遠くの街へと引っ越して行った
ケンジくんが引っ越した後も、私は毎晩レナをだっこして眠りについた