☆ショート ストーリー☆ ―White―
君と・・・
繋いだ手から伝わる
君のぬくもりと
列車のほどよい揺れが心地よく
つい眠ってしまい夢をみていた
これは・・・
僕が君に想いを告げた日だ
真っ赤な夕陽に見守られ
想いを告げる僕
栗色の君の髪と瞳が
茜色とまじりあったとき
僕の鼓動は速さを増した
僕の想いに
「はい。」と
かわいく答えてくれた君
そんな君は
実は
結構強気で芯が強い
そして
溢れんばかりの優しさを併せ持つ
しっかり者の君に
僕は
ますます惚れこんだよ