The begining
けど辛いことが多かった。
連絡は俊樹先生からくるまでなかなかできないし、会うのも難しかった。
しかし、俊樹先生は違った。
俊樹先生の違ったところは、体を求めてこなかったところ。
けどそれは最初だけだった。
1回体を重ねてから、ほぼ毎回のように抱かれた。
好きだったし、抱かれてる時に言われる言葉が嬉しかったから、それでいいと思った。
その頃、先輩の紹介で13歳上の清と出会った。
清はお兄ちゃん的存在で優しかった。
たまに2人で遊んだり、学校に迎えにきてくれたりした。
そして、清から告白された。
俊樹先生と一緒にいても辛いことばかりだし、優しかったからいいと思ったから、付き合うことにした。
俊樹先生には事実を伝えて別れることになったけど、たまに会うことになった。
清と2人でカラオケに行くことになった。
もともとカラオケが好きだから楽しく歌っていたら、清の膝の上に乗せられた。
「なっなに!?」
私はビックリしながら言う。
「好きだよ」
清はそう言って、後ろから抱きしめてきた。