好き過ぎて
ごめんね
「和哉......希夢さんの所に行きたい。」
私は、希夢さんが運ばれた病院に行った。
病室で眠っている希夢さん。
ごめんなさい......
私のせいでこんな事になって......
私、本当は恨んでなんかなかった。
ただ、羨ましかっただけなの。
本当にごめんなさい......
お兄ちゃんと幸せになってね?
ガチャリ。
病室のドアが開き、お兄ちゃんが入って来た。
希夢さんの近くまで来て、手を握ったお兄ちゃん。
目にはいっぱい涙を溜めてた。
お兄ちゃんにも、辛い思いさせちゃってごめんね。
幸せになってね?
でも、お兄ちゃんが希夢さんに言った言葉は......
「俺、柚姫の所に行くよ......」
だった。
止めて!
病室を去ろうとするお兄ちゃんの腕を掴もうとしたけど、幽霊の私はスルリとすり抜けるだけ......
「和哉......一緒に止めて?」
とにかく、止めなきゃ。
私は、希夢さんが運ばれた病院に行った。
病室で眠っている希夢さん。
ごめんなさい......
私のせいでこんな事になって......
私、本当は恨んでなんかなかった。
ただ、羨ましかっただけなの。
本当にごめんなさい......
お兄ちゃんと幸せになってね?
ガチャリ。
病室のドアが開き、お兄ちゃんが入って来た。
希夢さんの近くまで来て、手を握ったお兄ちゃん。
目にはいっぱい涙を溜めてた。
お兄ちゃんにも、辛い思いさせちゃってごめんね。
幸せになってね?
でも、お兄ちゃんが希夢さんに言った言葉は......
「俺、柚姫の所に行くよ......」
だった。
止めて!
病室を去ろうとするお兄ちゃんの腕を掴もうとしたけど、幽霊の私はスルリとすり抜けるだけ......
「和哉......一緒に止めて?」
とにかく、止めなきゃ。