MY fairy

次の日


俺は約束通り会社帰りに柚瑠と待ち合わせした


柚瑠は何度も昨日の事を謝るが柚瑠のせいじゃないと柚瑠をなだめて柚瑠と買い物し夕食をホテルでとっていた時…


『なぎ…あれ…』

柚瑠が指をさす方を見ると、弥生が知らない男と腕を組んでホテルの前を歩いていた


「弥生」

『昨日と雰囲気がだいぶ違うみたいだけど…』


柚瑠が驚くのも当たり前だ
あいつは葵の気をひくためだけに葵好みの女になりきっているだけだからな


「あれが弥生だ」

『え…じゃ…葵くん…』

「あぁ騙されている」

『そんなぁ』

柚瑠お前はどこまでも優しいやつだな本当に


葵はお前を傷つけた奴を庇ったんだぞ


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