姫サロンへようこそ



「そんなに私がおかしいですか?」

ちょっとイラッとする・・・。

この人訳がわからない・・・。


「姫里ちゃんはおかしくないんだ。
ただ、この会場にいる生徒の見る目の無さがすごい面白くて」

「え?」

「坂本 姫の輝きとは違う、姫里ちゃんだけの輝き。
それに気づけない人はかわいそうだな~と思って」


「私だけの輝き?」

「そう。
だから気づかせてやらなきゃ気がすまない」


そういって私の視界を隠した朝日先輩は

「it show time」


と耳元でささやいた。


(妙にドキドキした~~!)



< 102 / 348 >

この作品をシェア

pagetop