姫サロンへようこそ
僕の記憶はここまでで途切れている。
夢だったのかな・・・?
と最初は思った。
起きた場所が自分の部屋のベッドだったから。
「夢なのか・・・?」
そのとき。
「武士!!!」
銀音が大きな音を立てて部屋に入ってきた。
「僕が委員会のメンバーからはずされたんだ!!」
え?
どういうことだ?
ウソだろう?
あれは夢じゃないのか?
「あれ?
お前何を握っているんだ?」
「俺・・・。
何も・・・」