姫サロンへようこそ





武士は純を呼び出して服をあさっている。




あ、あれかわいい。



そう思ってしまう僕は腐っても女なんだなと言うことを深く認識させられる。





これはいいことか、



それとも、悪い……。



いや、


許されないことかも知れない。




僕は男として生きる。



これからも、多分、死ぬまでずっと。




二十歳までに結婚なんて僕にとってはファンタジーだから。





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