姫サロンへようこそ



金縛りにあったような悲痛な声。


あたし、こんな焦ったことない。




いつもなにかあったら姫里が隣にいて。



助けてくれた。




だけどその姫里がいないなんて。




どうしたらいい?




あたしの能力は安定しないんだ。



……使えるときもあるし、


使えないときのほうが多い。




とにかく、姫里がいなくった今。



あたしは出来ることをしなきゃ。






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