この晴れ渡る青空の下で
私は大地の方に歩いて行き、軽くパンチを食らわす。



「生意気だ」

「でも、惚れてる?」



大地はこの状況を楽しんでいるのか、悪戯っ子のような笑顔。

そして、その表情のまま、ある提案をした。




「それよりせっかくだから、賭けしない?」

 
「賭け?」


「そっ。在り来たりだけど、負けた方が勝った方の言う事を1つ聞く、どう?」


「なんか、すっかり自分が勝ったつもりになってるでしょ?」


「当然っ! それ位自信が無くて、どうすんだよ」



まぁ、確かにそうだよね。

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