この晴れ渡る青空の下で
「前からちょっと気になってたんだけど……きぃさん、仕事って何やってるの?」
「えっ?」
お皿にリンゴを並べてた手が止まる。
「いや、いつも愛子ちゃん保育園に送ってから迎えに行くまで、日中ずっと病院に居るじゃん。結婚してないから主婦でもないだろ? だから、ちょっと気になって」
なんかバツが悪そうに左手で頭を掻きながら、大地くんは質問に補足する。
ん~……まぁ、大地くんになら、いいかな。
「3年前に兄が離婚して、愛子引き取って1人で育てる……なんて言うもんだからね、その時は極々普通のOLだったんだけど、まだ2才だった愛子を育てるのに、兄の仕事ではちょっと無理かなぁ、と思って辞めたの」
「ああ、噂でチラッと聞いたけど……刑事さんなんだって?」
私は思わず苦笑い。
「えっ?」
お皿にリンゴを並べてた手が止まる。
「いや、いつも愛子ちゃん保育園に送ってから迎えに行くまで、日中ずっと病院に居るじゃん。結婚してないから主婦でもないだろ? だから、ちょっと気になって」
なんかバツが悪そうに左手で頭を掻きながら、大地くんは質問に補足する。
ん~……まぁ、大地くんになら、いいかな。
「3年前に兄が離婚して、愛子引き取って1人で育てる……なんて言うもんだからね、その時は極々普通のOLだったんだけど、まだ2才だった愛子を育てるのに、兄の仕事ではちょっと無理かなぁ、と思って辞めたの」
「ああ、噂でチラッと聞いたけど……刑事さんなんだって?」
私は思わず苦笑い。