この晴れ渡る青空の下で
「あ、いいよ、俺だったら。逆に退屈だったから、居てもらった方がいいかな?」



あれっ? 俺、何を言ってるんだ?

サッカーは続けられないかも……そう思い、投げやりになって、ここ最近は他人を寄せ付けないで居た筈なのに……。



ベッドの下に隠れていた愛子ちゃんは、俺の言葉と同時にベッドの下から出て来て、イスに座った。



「しょうがないなぁ。ちょっとだけだよ」

「わーい」



宮本さんが諦めたように許可すると、愛子ちゃんは嬉しそうに返事をして、それからゲームをし始めた。

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