この晴れ渡る青空の下で
なんなんだ、俺、さっきから……変だろ?

『今度から』ってなんだよ?

俺はしばらく、ここから動けないんだから、彼女が会いに来てくれなくちゃ、『今度』なんてある訳無いのに……。



案の定、宮本さんは首を傾げた。



俺は言い訳をしようと思った。

けど。



「いや、俺、身内も居ないし、友人はみんな忙しくて滅多に見舞いにも来ないし……だから、たまにはここにも顔出してもらえたら嬉しいなぁ……って、勝手に思っただけなんだけど……ダメ?」

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