春夏秋冬

俺はいつからこんな自分勝手に・・・。


「はい、了解ですっ」


俺が心の中で葛藤していると、


冬李はさっき会話の途中で購入したばかりの


分厚い本何冊かを抱え、頷いて見せた。


別れを惜しみながら(俺だけだとは思うが)


冬李に背を向け、今度こそはと

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