春夏秋冬

いや、これでも心配してくれてんのかも。


「ああ。大丈夫かな・・・」


机にぐったりとうなだれている俺を


元気付けようと必死になってくれる。


「おいおい、何弱気になってんだよ。冬李ちゃんはきっと大丈夫だからさ。あ、そんなに寂しいなら今日は俺が遊んであげよーか?」


ニヤニヤしながら助け舟を出してくれる。

< 177 / 192 >

この作品をシェア

pagetop