春夏秋冬

◆偶然◆


本屋の出口に向かって歩いていた。


そのまま何事も無く帰るつもりだった。


・・・でも、現実は思ったより優しくて。


資料かなんかの分厚い本を


沢山持って、大変そうに


運んでいるあの子が居た。


これは、夢か・・・?

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