キミの心の声を聞かせて
「じゃあ、雄大くん達呼んでくるね」
「えっ!?ちょ、待って!」
まだ、心の準備ができてないし、こんな姿見て、雄大がなんて想うか…とブツブツ呟いていると
「雄大くん達ぃー、いいようぉ!入ってきてぇ!」
美紀は、サッサと中に雄大達を招き入れた。
「おっ、できたかぁ?」と口々に言いながら入ってきた雄大達。
あたしは、恥ずかしくて下を向いたまま顔を上げる事ができないでいた。
すると…
「メッチャ綺麗じゃん」
シュンの声が聞こえてきて、ゆっくりと顔を上げると
「うん。似合ってる、いいじゃん、可愛い、綺麗だよ」
雄大とヨッシーも言ってくれて、あたしは「あり…がとう…」と顔を真っ赤にしながら言ったんだ。