えがおのしずく。
扉を開けると電機の光が目に入った。


「あ!恵美、この子が未来ちゃん?」

「はい!どう?かわいいでしょ~」

「ほんと、すっごいかわいい!めっちゃオレのタイプ。」

「あーダメだよー未来は私のなんだから~」

「分かった分かった。ほら、未来ちゃん困ってるよ。」

「あ!ごめんごめん、この人が先生の『桂木雪』先生。」

「は、始めまして。仲原未来です。よろしくお願いします。」


そう言っておじぎをすると机の角におでこをぶつけた。
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