えがおのしずく。
恵美ちゃんとはしゃぎながら帰っていると、ずっと前に誰かが立っているのが見えた。


「あれ、雪先生じゃない?雪先生~!」


恵美ちゃんが手を振りながら走っていく。

あたしは恵美ちゃんの後を急いで追いかけた。


「雪先生、聞いて。私、受かったよ!」

「そっか!よかったなぁ!あんなに頑張ってたもんな。」


先に着いた恵美ちゃんは雪先生に受かったことを伝えた。

あたしは遅れて雪先生のところに着いた。
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