えがおのしずく。
「あ、そうだ。未来、何か欲しいもんある?」
多岐君が思い出したように聞いてきた。
「ほら、今週の日曜誕生日だろ?なんでもいいから欲しいもん言ってみ。」
「急に欲しいものと言われても…多岐君がくれるものならなんでもいいよ。」
「んー俺、女にあげんの初めてだからよく分かんないんだよな…」
「初めてなの!?なんか意外。」
「意外で悪かったな。あいにく今まで生きてきた中で未来しか好きになったことねぇんだよ。」
さらっと言った多岐君の言葉が嬉しくて、恥ずかしくて、
「幸せだな」って感じた。
多岐君が思い出したように聞いてきた。
「ほら、今週の日曜誕生日だろ?なんでもいいから欲しいもん言ってみ。」
「急に欲しいものと言われても…多岐君がくれるものならなんでもいいよ。」
「んー俺、女にあげんの初めてだからよく分かんないんだよな…」
「初めてなの!?なんか意外。」
「意外で悪かったな。あいにく今まで生きてきた中で未来しか好きになったことねぇんだよ。」
さらっと言った多岐君の言葉が嬉しくて、恥ずかしくて、
「幸せだな」って感じた。