えがおのしずく。
遊園地に行く前日。

あたしはウキウキしながら服を選んでいた。


「未来、そろそろユキの散歩する時間じゃないの?」

「え!もうこんな時間!?」


おばあちゃんに言われてあわててユキの散歩に出かけた。

外は寒くて、もう暗くなっていた。

空には星が輝いている。

あたしは知らないうちに足を止めて上を見上げていた。
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