えがおのしずく。
そのとき足に何か感じた。

下を見るとユキがあたしの足にすりすり体をこすっていた。

なんだかイライラする…


「やめて、ユキ…」


何度言ってもユキはやめない。


「…やめてって言ってるでしょ!」


そう言ってユキを蹴り飛ばした。

ユキはあたしから1メートルくらい離れる。

そしてびっくりした顔であたしを見た。
< 303 / 411 >

この作品をシェア

pagetop