奥手な私と奥手な君
男の子にこんな気持ちになったことなんて
今まで一度もないから
どうしていいのかわからない
ただドキドキする私の心臓を
胸の上からきゅっと押さえるくらいしかできない
苦しい
でもどこか心地よい苦しさに
私はびっくりしていた
こんな感情は生まれて初めてだったから
「雅美、ごめん。ちょっといいかな??」
びくっ…!!
いきなりヒロミに話しかけられて口からドキドキしたままの心臓が出るんじゃないかと思った!!
「どうしたの?」
「あの…さ、そこの男の子が雅美のアドレス聞きたがってるんだよね…。」
ヒロミはげんなりしながら男の子…伊場君を見る
「可愛いお嬢さん♪俺と一緒にメイクラブしちゃわなーい??」
「め、めいくらぶ??…えっ??えっと…」
「はいはい!!雅美は初なんだからからかわないでくださいー」
混乱する私を見てヒロミが伊場君を止める
さっきまで私をからかってたくせにー
「で??で??どうなの??」
「私、あんまりメールとか得意じゃないけど…それでもいいなら」
言い終わる前に私の手にあった携帯電話は伊場君の手に
ピッ
と、赤外線で一瞬のうちにアドレスが交換されてしまった
今まで一度もないから
どうしていいのかわからない
ただドキドキする私の心臓を
胸の上からきゅっと押さえるくらいしかできない
苦しい
でもどこか心地よい苦しさに
私はびっくりしていた
こんな感情は生まれて初めてだったから
「雅美、ごめん。ちょっといいかな??」
びくっ…!!
いきなりヒロミに話しかけられて口からドキドキしたままの心臓が出るんじゃないかと思った!!
「どうしたの?」
「あの…さ、そこの男の子が雅美のアドレス聞きたがってるんだよね…。」
ヒロミはげんなりしながら男の子…伊場君を見る
「可愛いお嬢さん♪俺と一緒にメイクラブしちゃわなーい??」
「め、めいくらぶ??…えっ??えっと…」
「はいはい!!雅美は初なんだからからかわないでくださいー」
混乱する私を見てヒロミが伊場君を止める
さっきまで私をからかってたくせにー
「で??で??どうなの??」
「私、あんまりメールとか得意じゃないけど…それでもいいなら」
言い終わる前に私の手にあった携帯電話は伊場君の手に
ピッ
と、赤外線で一瞬のうちにアドレスが交換されてしまった