奥手な私と奥手な君
彼の行動一つでどうしてこうも浮き沈みが激しくなってしまうのだろう
私
まるで…
ううん違う
そういうんじゃない
私なんて
私何かじゃ
「雅美、どうしたんだ?車にでも酔ったのか?」
気がつくと目の前にお父さん
「大丈夫だよ!ちょっと考え事!」
「そうか??ずっと下を向いて辛そうにしてたから」
「平気!ありがとうお父さん」
ほら、ね?
自分でも気がつかないうちにまた彼の事考えて暗い表情になってた
でも違うの
私は
彼のこと全然知らない
恋をする材料も何もない
だから
これは
違うの