幼なじみなんて二度と言わせねぇ

もう無理だ
聞いてるだけで腹が立つ
早く帰ろう


校門をでて、いつもの道路にでた。


前方には・・・
俺が今・・・
一番会いたい人と一番会いたくない人がいた・・・


そして会いたかった人は今現在、この世で一番嫌いな人におそわれかけてた



道路でなにやってんだよ・・・



気づかれないように通り過ぎるか
奴は壁に向いてるから俺には気づかないだろうし



でも・・・聞こえてしまったんだ

通り過ぎようと決めて歩き出そうとした瞬間聞こえたんだ


「はっ・・・あぁあ・・・くぅん」


愛しい人の喘ぐ声が・・・




もう限界だ・・・
おさえきれねぇ




「なにしてんですか」



言ってしまったんだ

どうしても彼女をとられたことが
悔しくて・・・
惨めで・・・


そして、とてつもなく
彼女を取り戻したかったんだ




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