幼なじみなんて二度と言わせねぇ


翼「お前は大事な事は言わないで、ただ幼なじみって立ち位置を利用して恋菜を縛ってるだけだろ」


幼なじみの顔が徐々に赤くなり怒りに満ちてるようにも
また図星をつかれて言い返せなく悔しがってるようにも見える


翼「お前はもう、れん「やめて。」


…ん?


恋「先輩…やめて…ください、もう結構…です…から」


恋菜がもう聞きたくないと俺に苦しそうにお願いしてきた
その表情があまりにも苦しそうで、今にも泣きそうで…



翼「……。」


俺は何も言い返せなくなった



恋「もうこの話はやめて早く帰りましょう……尚、バイバイ。」


尚「……あぁ。」


恋菜は今にも泣きそうな声で話し
幼なじみは今にも倒れそうなほどか弱い返事をしただけだ




…俺、何か間違えたことしたか?




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