幼なじみなんて二度と言わせねぇ
ギュッ・・
先輩に抱きしめられた
とても温かくて・・悲しくて・・
今日、尚紀に抱きしめられた時とは違う
なんかお兄ちゃんに慰めて貰っているかんじ・・
「わかった。なにが遭っても赤城達が追いついてくるまで辞めさせねぇから」
『・・グス・・はい』
先輩は離れて私の頭をポンポンと撫でた
思わず笑った。
「うん。やっぱり赤城は笑顔が一番可愛い。学校でも笑顔みせろよ?」
『それは・・(悩』
「いいよ。俺だけの笑顔ってのもいいかんじだし」
『・・(怒』
「あれ?何で怒った?」
『私は先輩だけのじゃありません!!私は私だけのです!!』
「え〜いいじゃん!!」
『嫌。』
「ま、いつか俺だけのになってよ〜」
『絶対に嫌。』
「ベース辞めないでくださいって泣いてたのはどこのだれかしらね?」
『っ・・//』
「楽しみにしてるよ♪俺も赤城狙いだから」
『・・(怒。あ、家つきました。さよなら。』
バタン!!
勢いよく玄関をしめた