幼なじみなんて二度と言わせねぇ
過去の重み
恋菜side
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二年前・・・
私は中学2年
『尚紀〜!!』
「うぉ!!恋菜?」
後ろから尚紀に抱きついた
『一緒に学校行こう!!』
「あぁ〜ゴメン。香奈迎え行かないといけねぇから・・・」
香奈ちゃんは、この頃の尚紀の彼女
『そっか…分かった』
「・・・//」
『??・・・どうしたの?』
尚紀の顔が真っ赤になっていた
「なぁ。そろそろ離してくれない?」
まだ抱きついたままだった
『あ・・・ごめん』
本当はもっと一緒にいたいのに・・・
「帰りなら一緒に帰ってやってもいいぜ?」
うそ!!嬉しい!!
・・・でも・・・
『彼女もちの男と帰るくらい私は男に飢えてないよ〜』
私はすぐに意地を張ってしまう・・・
もっと可愛くなれたならいいのになぁ・・・