幼なじみなんて二度と言わせねぇ


−−−尚紀side


はぁ〜


「あ!!尚紀〜」


彼女がコッチに走ってきた


「なんか今日は遅くない?」


コイツは今の彼女の香奈


「あ・・・恋菜のことからかってたから(笑)」


「・・・また赤城さん?」

香奈はムスッとした


「別にたいしたことねぇよ」


「浮気しないでよね!!大体、赤城さんったら私がいるのに尚紀に近づいてなんなのよ〜」


・・・(怒)


「なぁ。恋菜のこと悪くいわないでくんねぇ?」


「なんでよ!!私は尚紀の彼女よ!!」


あぁ。そうだよ


お前は恋菜を俺に振り向かせるための彼女だよ?


サイテーな事してるのは承知の上だ。


でも、恋菜が好きなんだ


俺の事ちゃんとみてもらいたいんだ


男として・・・


幼なじみじゃなくて



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