幼なじみなんて二度と言わせねぇ

今日みたいに恋菜は時々甘えてくる


それがたまらなく嬉しい!!


でも、恋菜は俺のことお兄ちゃんみたく思っているし･･･


「悪い･･･別れてくれねぇ？」


「え･･･」


「やっぱ、好きでもねぇ奴とは付き合えねーから」


「ちょ・・!!」


あぁ〜これで何人目だ？

恋菜が振り向く訳もないのに俺は色んな奴と付き合ってきた


女には困らねえからな〜


でも、恋菜は振り向くどころか、モテまくっている･･･


「ねぇ!!尚紀･･･」


「あ？なんだよ」


香奈が俯きながら話しかけてきた


「それって･･･赤城さんのこと？」


「あぁ。そうだよ」


俺のこの一言が恋菜の人生を変えてしまったなんてこの頃でなくこれから先知る由なんてなかったんだ‥



尚紀side終了−−