幼なじみなんて二度と言わせねぇ
『何言って・・・』
ギュ・・・
苦しいくらい抱きしめられた
「赤城の過去はよく分かんねえ・・・今の俺が赤城を把握してねぇのも承知のうえだ」
『だったら・・・』
そんな事言わないで・・・
「でも、赤城を少しでも分かってやりてぇんだ。安心させてぇんだよ・・・」
何でだろう?
凄く今・・・安心してる
先輩の腕の中が心地よいと思ってる自分がいる
「赤城・・・俺が守ってやるよ」
私・・・
「過去なんて忘れさせてやるよ」
もしかして・・・
「俺しか考えられないようにしてやるよ」
先輩が好き?