アタシはアナタだけのお姫さま!?
「そんな余裕ぶっこいてると、いつか痛い目に合うよ??」
っと言ってニヤニヤ笑う、ゆな。
「どーせ、ゆなの狙いはアイツでしょ?」
っと言って、目の前にある、女子の群りを指でさすアタシ。
「えへへ...あったりィ~。
だって黒崎クンめっちゃカッコイイんだもん♥」
っと言ってゆなは、ダッシュで女子がいっぱい居るところへ入ってった。
「あー…ゆな??」
アタシは急いでゆなを追いかける…が、
アタシは昔から行動が遅いらしく、すぐゆなを見失う…
「はぁ...もう、いいや。」
アタシはそう言って、校舎内に入る。
女子にダントツ人気の黒崎 龍。
女子の間ではクール王子と呼ばれるほどの方。
その名のとうり、あの金に近い茶色の髪。
柔らかそうな綺麗な髪質。
なんと言っても、あのほどよくつり上がったつり目。
女子に軽く100回は告られている…!?ってほどのイケメン。
と、言う噂がある。
私はこーゆー世界は慣れてないほどの地味女。
親友のゆなが居てくれるお陰で今のアタシがある。