冷たいプリンセス☆
「何するのっ……」
「言うまでやめない。」
「やっ……やめてっ……」
音弥は私のシャツのボタンを開け、私の胸に顔をうめた。
「いやっ!………やっ……」
必死に頭を押したけど、びくともしない。
「やっ……だっ…………言うからっ……やめてっ!」
その言葉を聞いた音弥は行為をやめた。
「いつから?」
「………6年前………」
「6年前って………俺らが付き合ってた時じゃん……」
私は、手に力を入れて、音弥を振り払った。
「っ……もういいでしょっ!」
私は、勢いよく部屋を飛び出し、音弥のマンションを出た。
後ろから呼び止める音弥を無視して………