冷たいプリンセス☆



「エライ奴に目をつけられたな。まっ、俺はラッキーだけどさ。こんな美人とヤれるなんて………」



「っぃゃ………」


男は私の服を脱がして、


胸に顔を埋めた。


その時、


カーテンが開き、清水さんと音弥が現れた。


「ねぇ、言ったでしょ?桐谷さん、浮気してるって………」



「菜月………ホントなのか?」


「他にもたぁくさん、いるみたいよ。」




私は急いで上体を起こして、


「違うっ………違うよ音弥………」



「別れよう………」



「え………」


「前から、清水から聞いてたんだ。そんなこと………でも、やっぱ見たら信じられない………」


「……やだよ………信じて………」


「無理だ………」



そして、別れた………




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