冷たいプリンセス☆
戻らない糸
あれから、お風呂に入って支度をして、会社に向かった。
いつも通りに、秘書課に行って社長室に向かった。
----コンコンッ
「失礼します。」
部屋に入ると、音弥がソファで眠っていた。
私のせいで徹夜でもしたのだろうか………
「社ちょ……っきゃ」
寝ているかと思ったのに、いきなり手をひかれ、押し倒された。
「騙したわね……」
「なぁ、昨日の男って彼氏?」
「え?……見てたの?」
「あぁ。」
「そう……彼氏じゃない………私、特定の人つくらないようにしてるから………」
「ふーん。あの時のままだな、お前。」
「っ……ちがっ……んっ」
キスされた。