素直にカエル3 ~先生と卒業式~
家に向かう途中、私は先生に電話をかけた
がしかし、いくらかけても繋がらない
自分でかけろって言ったくせに…
私はちょっと不機嫌になりながら、家路を歩く
家の近くまで来ると、何やら家の前に車が停まっていた
黒くて、大きな車…
も、もしかして…
私は残り100Mほどの距離を小走りで家へと向かった
もし、私の考えが当たってるのならば…
あの車持ち主は…
―ガチャッ
「ただいまっ!」
「お帰り。南」
私の会いたい人