素直にカエル3 ~先生と卒業式~
「先生…。これ○○って高いじゃん」
いくら高校生だからって、アクセサリーの高さとかは分かる
「いいの!今まで何もしてやれなかったし…自己満だから!」
先生は優しく笑うと、私の髪をそっと撫でた
スルスルと通る先生の手の感触が私をまた女の子にする
「先生…スキ」
「ん?何?抱いてって?」
2人して笑い合った
うん
今は先生に素直に甘えてみるよ
クリスマスだもん
少しは可愛くなりたいもん
「せん…せ…先生……」
「秀也…だろ?」
「やッ……秀…也」
クリスマス
先生の腕の中で
甘い甘い
幸せな時間