素直にカエル3 ~先生と卒業式~
次の瞬間、私は先生の腕の中にいた
突然のことで抵抗することさえ出来なかった
「せ、先生っ!!ここ学校…」
「いいから。黙ってろ」
先生はさっきよりも強く抱きしめる
なんだかこんな風に抱きしめられたことがなくてすごく照れる
いつもなら『南ちゃ~ん』とか言ってヘラヘラしてんのに…
真剣な表情で見つめられたら…
「南…キスしたい」
「だ…ダメだよ…」
ここは学校
ここは準備室
ドア1枚が塞いでいるだけの危険な空間
「もう…5日も南にしてないんだぞ?そろそろ限界だよ」
そういえば正月以来に今日初めて会ったかも
「でも…誰かに…」
「いいから。あ…それともキスじゃたんないとか?」
で、でたぁ~!!
変態ヘラヘラ先生!!