‡パルソナ‡ 隻眼の海賊



するとヤックは目を輝かせてこう言った。



「それなら、俺達の船に乗ってくださいよ!!俺達はそういう人を目的地まで送っていくのが仕事なんで!!」




「本当か!?だったらアフレイア大国まで連れて行ってくれないか!?」


「もちろん!!」


快く承諾してくれたヤックにあたしは笑みを浮かべる。


そしてヤックは船の所まで案内してくれた。



「さぁさ、こちらへ。」


そう言って先を促すヤック。


あたし達はそれに素直に従った。



そしてあたし達が船に乗り終わるのと同時にいきなり船が動き始めた。








「動かないでください。」



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