‡パルソナ‡ 隻眼の海賊
「交渉成立だな。」
そう言ってあたし達に背を向け、去ろうとする船長。
「ただし!!」
あたしは船長の背中を指差して大声で言った。
「あたしの仲間に一切手を出すな!!それを約束出来るんならその条件、引き受けてやる!!」
船長は振り返ると、意地悪く微笑んだ。
「……いいだろ。アンタの仲間には一切手を出さないでやるよ」
そう言うと、サスティンに「アイツらの部屋を用意してやれ」と言って、どこかへ行ってしまった。
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