咲と亮




「亮にノブ~」

少し離れた所で見ていた俺たちに流川が気づいて、小走りに近付いてきた。

「うっわ!来んなバカ!」

…でっかいカエルを抱えたまま。
どうやらカエルが嫌らしい亮は、その場から逃走。



そんな亮の姿を見た流川は、ニヤリと邪悪な笑みを浮かべて、

「ほ~ら、亮も触ってごらんよ!」
「うわ来んじゃねえよ!!!」

亮を追いかけることに楽しみを見つけたらしい。

< 20 / 100 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop