意地悪なキミと恋の勉強
次の日の朝。
朱里が迎えにきた。
朝から大騒動。
「きゃーーっ!!!!
ちょっとお父さんっ!!
李呼の彼氏さんよ!!」
「ちょっと母さん……
ごめんなさい、朱里さん。
今、李呼を呼んできます」
で、裕貴に呼ばれたワケだけど…
「なんで、あたしの部屋に来たの?」
「いゃ、ちょっと……
逃げてきた…っていうか…?」
…え?
あぁ、お母さんたちか。
「ごめんね。ウチ、みんなフレンドリーだからさ。
お父さんすら恋バナに参加するからね」
アハハ〜……
朱里は、すでにぐったりしてる。
あたし、寝起きなんだけど…
「朱里、来るの早過ぎ!!!
着替えてないんだけど……」
「え…?あぁ、後ろ向いとく?」
そういうコトちゃうわっ!!!!!///
あたしは、無理矢理
朱里を部屋から追い出した。
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